【幼なじみの恋愛事情】
みんなで、そのあとも他愛のない会話をしているとショートケーキを6つとアイスコーヒー、いちごパフェをおばさんとおじさんが持ってきた。

「「いっただきまーす!!」」

8人で大きな声で、あいさつをした。

私は、いちごパフェをひとくち食べた。

やっぱ、これおいしい。

小学校の時、よく学校帰りにランドセルを玄関においてそのままカウンターでいちごパフェ食べた覚えがある。

翔は、いつもチョコパフェ。

二人でよく交換し合って食べてたな。

なんだか、懐かしく思えてきた。

「みー、口ついてる」

「えっ?」

そういうと、翔は黙って私の口についている生クリームを指で取ってそれを自分の口で食べあ。

「ありがと、一口食べる?」

「おう」

翔は、ただ口を空けてるだけ。

「あーん」

私は、スプーンで翔の口にパフェを一口入れた。

「おいしい?」

「ん」

翔は、軽くほほ笑んだ。

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