【幼なじみの恋愛事情】
文化祭が始まり、俺らは接客に回った。

「いらっしゃいませー」

みーは、いつも以上に大きな声を出し、笑顔で笑っていた。

みーは、背が小さいが目が大きく手足が細く、髪をポニーテールにして、何か守ってあげたい感じの女の子で、何人もの男を落としてきた。

その男の一人が俺かもしれない。

みーの長所が生かされ?大勢の男子がカフェに入ってきた。

「交替」

俺の胸よりちょっと下あたりで、みーがつぶやいた。

俺は、だまって入口に立って何もしないで、ただっずっと立っていた。

だけなのに、女子はキャーキャー言いながらカフェへと入って行った。

俺の顔って、そんなに売上効果上げるのかよ。

自分で、ずっとそう思ってた。

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