【幼なじみの恋愛事情】
すれ違い
★美里side
文化祭も終わり、お互い部活と勉強に追われる日々が続いている。
先輩たちは、インターハイの全国に行けるように、毎日朝練や放課後も夜8時まで練習をしている。
サッカー部もテニス部と同じような毎日を繰り返しており、朝一緒に登校することもなく、放課後もお互いが会う時間が少なくなり、すれ違いの日々が続いた。
今日も私は、朝練を終え先輩たちが部室に入っている間に部員たちと球拾いをしていた。
「ねえ~、美里っ最近、イケメンと一緒にいないね?」
部員の綾乃が言ってきた。
「うん……、まあお互い忙しいから仕方ないよ。部活始まると、なかなか家が近くても会わないんだよね」
「そうなんだっ、でもいいじゃん幼なじみってだけでも、イケメンと接点があるから。うちなんて、クラスが違うし……あの人しゃべりかけても返さないって有名だしね」
「まあ……そういう性格だから、仕方ないんじゃない?」
そう私が、言っていると先輩が駆け寄ってきた。
「美里、綾乃今日は片付け終わったら帰っていいよ」
「「はい!!ありがとうございます」」
私たちは、片づけをし顔を洗って、着替えをして急いで教室に向かった。
「やばーい!!遅刻、遅刻~」
私は、ダッシュで教室に入った。
教室に入った瞬間……
――――キーンコーンカンコーン
「セーフ」
私は、息を整えながら自分の席に着いた。
ふと、翔の方を見た。
先輩たちは、インターハイの全国に行けるように、毎日朝練や放課後も夜8時まで練習をしている。
サッカー部もテニス部と同じような毎日を繰り返しており、朝一緒に登校することもなく、放課後もお互いが会う時間が少なくなり、すれ違いの日々が続いた。
今日も私は、朝練を終え先輩たちが部室に入っている間に部員たちと球拾いをしていた。
「ねえ~、美里っ最近、イケメンと一緒にいないね?」
部員の綾乃が言ってきた。
「うん……、まあお互い忙しいから仕方ないよ。部活始まると、なかなか家が近くても会わないんだよね」
「そうなんだっ、でもいいじゃん幼なじみってだけでも、イケメンと接点があるから。うちなんて、クラスが違うし……あの人しゃべりかけても返さないって有名だしね」
「まあ……そういう性格だから、仕方ないんじゃない?」
そう私が、言っていると先輩が駆け寄ってきた。
「美里、綾乃今日は片付け終わったら帰っていいよ」
「「はい!!ありがとうございます」」
私たちは、片づけをし顔を洗って、着替えをして急いで教室に向かった。
「やばーい!!遅刻、遅刻~」
私は、ダッシュで教室に入った。
教室に入った瞬間……
――――キーンコーンカンコーン
「セーフ」
私は、息を整えながら自分の席に着いた。
ふと、翔の方を見た。