【幼なじみの恋愛事情】
クール王子VS微笑み王子

★翔side

時がすぎ、期末も終わりそろそろ夏休みが近づいてきた。

部活も一応全国行きが決まり練習がヒートアップをしている。

森本とみーは、相変わらず仲がいい関係を気づいている。

森本は、俺にさりげなく話しかけてきて【幼なじみ】強調されて話す。

別に、いいんだけどさ。

みーの隣にいるのは、俺なんだから。

「翔っ期末1位おめでとー」

「……どうも」

「森本くんに、よくぞ勝った!!」


みーは、手をパチパチさせている。

その姿を見ているとイラつく。

きっと、みーの口から【森本】という名前が出たからだろう。

「前回も1位だったんだけど」

「そうだよね!!翔頭いい~♪」

そういうと、自動販売機でアイスコーヒーとオレンジジュースをみーは買っていた。

「はいっご褒美」

ニコニコしながら、みーは渡してきた。

「サンキュ」

久し振りに一緒に帰った所為だろうか、なんだかものすごくドキドキしている自分がいる。

みーは、前髪をあげて何だか涼しげだった。

「聞いて?あのね、私……」


みーは、俺から目をそらした。
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