【幼なじみの恋愛事情】
教室に入ると、美鈴たちが話しかけてきた。

「珍しいじゃん、イケメンと登校しないの」

「別に、幼なじみだからと言って毎日登校するわけじゃないし」

私は、苦笑いした。

翔を見ると、翔は優馬たちと話していた。

「あのね……今日の放課後さ、話したいことがあるんだけどいい?」

「全然いいよ♪いつもの8人で行っちゃいますか?」

「そうだね、レッツゴー」

3人は腕を上げた。

なんだか、自分までテンションが上がっていく気がした。

今は、体育でバスケをやっている。

女子は、バスケの試合が終わり男子の試合を観戦していた。

翔のチームと森本くんのチームが、闘っている。

今は、翔のチームが4点リードしている。

試合は、残り10分。

バスケの試合を見ていると、翔と森本くんの一騎討ちとなっているきがした。

森本くんがドリブルをしていると、翔がボールを奪い、翔がドリブルをすると森本くんが奪う感じになっていた。

「なんか、あの二人様子変じゃない?」

「別に普通だと思うけど」

加奈子が、タオルで汗を拭きながら答えた。



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