【幼なじみの恋愛事情】
★翔side
結局、みんなに報告してるじゃん。
みーが帰った後、優馬たちは俺を手招きして輪の中に入れた。
「お前さ、どうすんの?」
優馬は、いつになく真剣な顔をしていた。
「どうすんのって、幸せになればいいんじゃねーの。アイツ昔から森本みたいなタイプ好きだし」
「まあ、好きなんじゃないかなってうすうす感じてたんだけどさ……」
いつもは、テンションが高い6人が今日はいつになくテンションが低かった。
「つかさ、何でそんなに森本が嫌いなわけ?」
俺がその言葉を口にすると、6人は顔を合わせた。
「聞いて、驚くなよ」
「う…うん」
俺は、戸惑った。
驚くなよって、何かアイツ悪いことでもしたのかよ。
なんだか、少しだけ胸騒ぎがした。
「あのな、俺が中3のときか。アイツ彼女居たんだよ。美里にそっくりな」
「それで、森本とその彼女は俺らとずっと一緒につるんでたんだよ」
「けど結局は、ほほ笑み王子だったからさ……」
「彼女いじめられてたんだよ、女子に」
「けどさ、森本は彼女がいじめられてるのを知ってたけど助けてあげなかったんだ」
「彼女はさ、森本に何度も助け船を出したよ……けどね?」
「アイツは、剣道・生徒会・勉強のことで頭がいっぱいで今はお前の相手をする暇がない的なことを言ったわけ」
「で、彼女はそのまま自殺未遂を犯したんだけど……死ねなかったから親に相談して高校は県外の学校を受験したんだよ」
「だから、それ以来俺らは森本が嫌いになったんだ」
6人が交互に話していて少し内容は掴みずらかったが少しわかった気がした。
どうして、みんなが森本が嫌いになったか。
みーが帰った後、優馬たちは俺を手招きして輪の中に入れた。
「お前さ、どうすんの?」
優馬は、いつになく真剣な顔をしていた。
「どうすんのって、幸せになればいいんじゃねーの。アイツ昔から森本みたいなタイプ好きだし」
「まあ、好きなんじゃないかなってうすうす感じてたんだけどさ……」
いつもは、テンションが高い6人が今日はいつになくテンションが低かった。
「つかさ、何でそんなに森本が嫌いなわけ?」
俺がその言葉を口にすると、6人は顔を合わせた。
「聞いて、驚くなよ」
「う…うん」
俺は、戸惑った。
驚くなよって、何かアイツ悪いことでもしたのかよ。
なんだか、少しだけ胸騒ぎがした。
「あのな、俺が中3のときか。アイツ彼女居たんだよ。美里にそっくりな」
「それで、森本とその彼女は俺らとずっと一緒につるんでたんだよ」
「けど結局は、ほほ笑み王子だったからさ……」
「彼女いじめられてたんだよ、女子に」
「けどさ、森本は彼女がいじめられてるのを知ってたけど助けてあげなかったんだ」
「彼女はさ、森本に何度も助け船を出したよ……けどね?」
「アイツは、剣道・生徒会・勉強のことで頭がいっぱいで今はお前の相手をする暇がない的なことを言ったわけ」
「で、彼女はそのまま自殺未遂を犯したんだけど……死ねなかったから親に相談して高校は県外の学校を受験したんだよ」
「だから、それ以来俺らは森本が嫌いになったんだ」
6人が交互に話していて少し内容は掴みずらかったが少しわかった気がした。
どうして、みんなが森本が嫌いになったか。