思い出に変わる時・・・・
「祐・・・今日はありがと 」
「うん。」
「じゃーねー 」
「うん。」
祐は1年前と同じ・・・
「またね・・・」とも
「バイバイ・・・」とも
言わなかった。
ただ「うん。」と返事しただけ・・・・・。
私は祐の姿が見えなくなるまで見送った。
今度またいつ会えるか分からないような気がするから・・・・。
祐の香りの残る部屋に戻って、
『久しぶりに会えてよかった~ 』
1年ぶりにすごく温かい気持ちになれた気分だった。
『背が伸びてまた格好よくなってたなぁ~ 』
バラを持って登場してくれたものの、状況は何も変わっていないまま・・・・
祐が何か言ってくれることはなかった。
一度できた溝は埋まらないのかな・・・
寂しい気持ちとは裏腹に、祐に抱きしめてもらったぬくもりを改めて感じながらベッドにもぐった。
次の日・・・・
次の次の日・・・・
次の次の次の日・・・・
次の次の次の次の日・・・・
祐からの連絡は何もなかった。
『やっぱり卒業式だったから・・・かぁ・・・ 』
何となくそうだったのかも・・・と自分に言い聞かせていたためか、
祐からの連絡がなかった事をそれほど寂しいとは思わなくなっている。
「うん。」
「じゃーねー 」
「うん。」
祐は1年前と同じ・・・
「またね・・・」とも
「バイバイ・・・」とも
言わなかった。
ただ「うん。」と返事しただけ・・・・・。
私は祐の姿が見えなくなるまで見送った。
今度またいつ会えるか分からないような気がするから・・・・。
祐の香りの残る部屋に戻って、
『久しぶりに会えてよかった~ 』
1年ぶりにすごく温かい気持ちになれた気分だった。
『背が伸びてまた格好よくなってたなぁ~ 』
バラを持って登場してくれたものの、状況は何も変わっていないまま・・・・
祐が何か言ってくれることはなかった。
一度できた溝は埋まらないのかな・・・
寂しい気持ちとは裏腹に、祐に抱きしめてもらったぬくもりを改めて感じながらベッドにもぐった。
次の日・・・・
次の次の日・・・・
次の次の次の日・・・・
次の次の次の次の日・・・・
祐からの連絡は何もなかった。
『やっぱり卒業式だったから・・・かぁ・・・ 』
何となくそうだったのかも・・・と自分に言い聞かせていたためか、
祐からの連絡がなかった事をそれほど寂しいとは思わなくなっている。