思い出に変わる時・・・・
初めの第一歩
その日の夜は他の友達も呼んで何人かで大騒ぎになった。



4月に入って新しい学校生活も始まり最後に見た祐の残像も薄れ始めた頃、


友達から合コンに誘われた。


「○○校とだよ~」


新しく友達になった有希ちゃんが男子校との合コンを用意した。


「菜緒ちゃんも行こうよ~ 」


女子高の教室の中は、いつも彼氏の話や合コンの話で持ちきり。


あまり恋愛に興味がなくなってしまっていた私も、


有希ちゃんの押しに負けて参加することになった。


一旦学校から帰って18:00集合


待ち合わせの場所には、この人達 ?!


ってグループが何組か集まっていた。



金曜日の夜の駅前の公園には待ち合わせのグループばかり・・・・


どの人達と組み合わさっても盛り上がれそうなくらいの賑わい


「お待たせ~ 」


有希ちゃんと、その他の女の子達4人も集まってきた。


「今日は6×6だから~盛り上がるね~ 」


「皆気合入ってるね~ 」


私は学校での姿とは違う友達たちの変貌振りに驚きまくった


『化粧って怖いかも・・・・ 』


メイクなどにうとかった私は皆ほど変わらない自分のままで参加していた。


「今日は必ずお持ち帰りするぞ~ 」


有希ちゃんが皆に気合を入れてスグに、


「有希ちゃ~ん! 」


駅の階段を下りてくる背の高い6人組。


公園の中にいた人達じゃなかったんだ~


「お待たせ~」


「はじめまして=3 」


乗り気でなかった私もついつい全員をチェックをしてしまった。




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