思い出に変わる時・・・・
「あれから、再び~盛り上がったのに! 田村君が菜緒ちゃんの事を色々聞いてたよ~」


「でも目をつけてたイケメン君が帰っちゃったんだよね=3」


「2次回で接近する予定だったのに#」


「あのさ・・・・・」


「何?」


「そのイケメン君って、喬って人?」


「そう!!  その喬君=3  めっちゃくちゃ好みだったのに気がついたらいなかったんだぁ=3」


「狙ってたのに! 合コンであのレベルが6人なんて有り得ないんだからね~」


「帰るなんて、信じられない=3=3=3」


「・・・・・。」


かなり言い出しにくい感じ。


授業の始まりのチャイムが鳴った。


「じゃあね~」


有希ちゃんは大騒ぎで去って行った。


『次の休み時間にでも話そう・・・・・』


ブッ=3  ブッ=3  ブッ=3


ポケットでマナーモードにしていた携帯が震えた。


机の下に隠して確認


e~(東原  喬)


おはよ~今日大丈夫?学校まで迎えに行くね~


e~菜緒


大丈夫だけど、合コンに一緒に行ってた有希ちゃんが喬さんの事気に入ってたらしく、


2次回でお話したかったのにできなくて残念で落ち込んでました。


だから、喬さんが学校に迎えに来ていただいたりしますと、


多分私は半殺し・・・・・  いやっ生きては帰れないかもです!


e~(東原  喬)


はははぁ~そうなの!嬉しい! じゃどこかで待ち合わせしよ~


『どこって・・・・  何処がいいかな・・・・』


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