思い出に変わる時・・・・
「喬さん見~つけた!」


有希ちゃんとその仲間達が数名駆け寄って来た。


「どうーしたの?  お迎え?  もうそんなにlove×2なの?」


「昨日の帰りに俺が告って、今日から付き合うんだ~」


「ひゃ~  ひゃ~  ひゃ~そんな嬉しそうに言わないで=3=3=3」


有希ちゃん達は奇声を発していた。


「いいな~聡君達から聞いてたけど! いきなり見せつけないで~」


「はははぁ~  いいだろ~」


喬さんは嬉しそうに有希ちゃん達と話している。


「お邪魔したら悪いんで先に行きます~」


「また私達も遊んでね!」


有希ちゃん達は私に喋る隙を与えないで帰って行った。


「ゴメンね・・・・」


「何が?」


「みんな彼氏とか、お迎えとかってのに敏感で=3」


「ましてや、喬さん目立つタイプだし・・・」


「全然俺はOK!」


「これから毎日迎えに来るからそのうち慣れるでしょ!」


「えっ?! 毎日来るの?」


「・・・・ダメなの?」


「・・・・ううん。  そういうんじゃないけど悪いから=3」


「悪いからって・・・・  俺が早く会いたいから来るんだから悪くないでしょ!」


「・・・・・。」


学校からブラブラ歩いて、お茶して、家に送ってもらった。


e~(東原  喬)


「只今到着=3」


e~菜緒


「遅くなっちゃったね!」


e~(東原  喬)


「俺はもっと一緒にいたかったけど~」


e~菜緒


「ありがと~」


メールが一通り終わった後


「はぁ~」


長い一日が終わった気がした。




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