思い出に変わる時・・・・
鳴っているのかどうかも知りたくない=3
あっという間に2時間の授業が終わって、喬さんに会うまい、と友達をお茶に誘った。
うちの学校の女の子達ばかりで賑わうファーストフードの店
「菜緒ちゃん=3」
大きな声で私を呼ぶ有希ちゃん。
「座る?」
私は、隣の席に無造作に置いていたカバンをどけた。
「菜緒ちゃん!!喬さん来てるよ=3」
「・・・・・・?!」
「今、喬さんからメールあって、菜緒ちゃんと連絡取れないって=3」
「・・・・・。」
ゾクッ・・・・・。
喬さんの名前を聞いただけで体が凍りつく。
「ケンカしたの?」
「うん ちょっと・・・。」
「どうすんの?」
「・・・・・。」
「行って ちゃんと話して仲直りしなきゃ~」
「・・・・・。」
私はみんなに追い出されるように店を出た。
学校の門の所まで戻ったら1歩踏み出す足がどんどん重たくなる感じ。
『どうか諦めて帰ってくれていますように・・・・・』
祈るような気持ちで恐る恐る近づいてみると・・・・・
喬さんの姿はなかった。
ホッ=3
「よかったぁ=3」
緊張で半分しかできてなかった息を全部吐き出した。
「菜緒ちゃん=3」
「?!」
振り返ると
「喬さん=3」
「今有希ちゃんからメールもらって菜緒ちゃんがこっちに来てくれるって聞いたから戻って来たんだ。」
あっという間に2時間の授業が終わって、喬さんに会うまい、と友達をお茶に誘った。
うちの学校の女の子達ばかりで賑わうファーストフードの店
「菜緒ちゃん=3」
大きな声で私を呼ぶ有希ちゃん。
「座る?」
私は、隣の席に無造作に置いていたカバンをどけた。
「菜緒ちゃん!!喬さん来てるよ=3」
「・・・・・・?!」
「今、喬さんからメールあって、菜緒ちゃんと連絡取れないって=3」
「・・・・・。」
ゾクッ・・・・・。
喬さんの名前を聞いただけで体が凍りつく。
「ケンカしたの?」
「うん ちょっと・・・。」
「どうすんの?」
「・・・・・。」
「行って ちゃんと話して仲直りしなきゃ~」
「・・・・・。」
私はみんなに追い出されるように店を出た。
学校の門の所まで戻ったら1歩踏み出す足がどんどん重たくなる感じ。
『どうか諦めて帰ってくれていますように・・・・・』
祈るような気持ちで恐る恐る近づいてみると・・・・・
喬さんの姿はなかった。
ホッ=3
「よかったぁ=3」
緊張で半分しかできてなかった息を全部吐き出した。
「菜緒ちゃん=3」
「?!」
振り返ると
「喬さん=3」
「今有希ちゃんからメールもらって菜緒ちゃんがこっちに来てくれるって聞いたから戻って来たんだ。」