思い出に変わる時・・・・
大人の入り口
大学生になる為の勉強をするのも面倒でヘアメイクの専門学校を選んだ。


女子校の時とは違って色んな種類の人がわんさかあふれてる


私のクラスは男子26人 女子4人とハーレムのようなクラス


学校の中には女子もたくさんいるはずなのに・・・・。


私のクラスだけ何故かハーレム。


出席番号順に席に座って私は一番後ろの端っこ


後ろから教室の中を見渡すと外人の学校かと思うほど黒い髪の毛の人がいない・・・・。


hu・・・。  なんかおもしろい~


見渡した先に目を引く男子が一人!


ガン見するつもりはないんだけれど、目と顔がそこから離れたがらない=3


『キレイな顔・・・・』


男の人にキレイという表現は変かもしれないけど、キレイという表現が一番似合う。


キリッとした眉に嫌味なくらいパッチリ二重、


横から見ても長さが分かるほど長いまつ毛。


邪魔にならない程度の高い鼻、口角のハッキリした口、フェイスラインが絵に描きたくなるほどスッとしている。


視線を外せない。。。。


ハッ?!


私の視線に気がついたのか、


その男子がこっちを向いた。


普通ならば視線を反らすのが礼儀なんだろうけど、


正面の顔がより一層キレイで目のあったまま呆然と見つめ続けていた。


どれくらい経ったかシレ~ッと視線を外され


『絶対に気持ち悪い奴と思われた=3-3=3』


自己嫌悪に落ちた。


学校二日目にして席替えがあった。


知らず知らずに呪いでもかけていたのか彼の隣になってしまった。


「よろしく~」


先に声をかけてきたのは彼の方。


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