思い出に変わる時・・・・
目の前にいる先輩達も笑っているだけで誰も助けてくれようとはしない。


「藤田さんって菜緒さんの事好きなんですか~ちょっかいばっかりかけて…」


後輩の1人がひやかしの野次を飛ばした=3


「メチャクチャ大好き~」


こいつ酔ってる?!


『完全にアホだわ(〃_ _)=3』


私はあきれて唖然としてしまう・・・


回りにいた皆は藤田の言葉にアッと静まった。


「マジで?!」


「マジで!!!」


何人もが藤田に聞き返す・・・


ふふふっ~


脳天気アホ男は笑ってばかりでそこから先は、


「秘密~」


などと意味深な言葉で何も答えなくなった。


ようやく降ろしてもらった私は帰るに帰れなくなりその場に座った。


「アイス食いたい=3」


その場にいた誰かが言った。


「じゃんけんで負けた奴が買いに行こう~」


私は食べたくもないのに参加させられた。


申し合わせたように全員が Goo


悲しいかな私だけが チョキ(-0-;)v


私って運が悪い


まあまあ凹んでいたら、


突然、


ぎゅ=3


私の腕を藤田が掴んだ!



< 5 / 138 >

この作品をシェア

pagetop