思い出に変わる時・・・・
「負けるなよ~ 」


一言だけ言って帰って行った。


今日はアイツがいてくれて助かった


1人でいたら凹み過ぎて、地中深く沈んでいたかも…


電話はかけて欲しくないんだけど…


少しは待ってしまう


♪~♪~


電話の音に敏感に反応する…。


「お母さんいますか?」



母の友達…


結局、祐から電話が鳴る事はなかった。


『もう…好きじゃないのかな 』


祐の事が好き過ぎて、ポジティブに物事を考えれない


藤田と出会ってから、私の心は天国と地獄をよく味わう


一緒にいる時は天国より上にいる気分…


喧嘩をしてしまうと地獄よりも酷。


『あの後どうなったんたろう 』


浜田と祐が話しているのを聞かずにその場を去ったので急に気になり出した。


私って…


ブリブリしてる女になれば祐は可愛いと思ってくれるのかな


思考がどんどん変な方向に動きだしている事に気付いた 。



ピンポン


次の日の朝…


来ないと思っていた祐は現れた。



< 55 / 138 >

この作品をシェア

pagetop