俺様王子とツンデレ王子
って!!

我に返ったあたしは
飛鳥の肩を抱いて
様子を伺った。



「飛鳥!?大丈夫!?」
「うん・・・平気」



飛鳥は過去に好きだった人に
ひどいふられ方をした。

それ以来...




「いってぇ!!」
「ちっ・・・」



男の人たちの声が聞こえた。




ちゃらい方は手首を押さえ
大人しそうな男は
顔をゆがませていた。




きれいな女の人たちは


「ほら、行くぞっ」



そう言ってあたしらを
連れて人が少ないとこに言った。



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