俺様王子とツンデレ王子
「ん~♪」
妄想にいってしまったあたし。


「実莉、顔顔・・・ぁ」

語尾に飛鳥の小さな
声が聞こえた。

「ん?どうした・・・んんっ!!」


突然頬をつねられた。
犯人は・・・


「ひゃける~~~」
「何言ってるのか
分かりませーん」


にやにやしている健だった。
横には少し不機嫌そうな
涼もいた。


当然後ろには・・・


「健~~~
そんな子ほっといて
あっち行こうよ~」
「涼くんも~」


あたしを邪魔扱いする
女子達もいる。

< 8 / 36 >

この作品をシェア

pagetop