僕とみつばち



でも、そう言ってしまうのは、少し言い過ぎかもしれない。



純粋にハルカと飲むのは楽しい。浮き沈みの激しい彼女が酩酊している姿をからかったり、時に相談をしたり、されたり。



僕達が連れてきた男友達に恋をすることもあれば、恋に破れて散々な夜もあった。



恋をする為に産まれたと豪語する彼女は、ある意味見ていて爽快だった。



展開の早い、恋愛映画を見ているような。



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