夢想遊戯‐王子達は依存スル‐
「綺麗…。」
無意識のうちに呟いていた
『何いってんの?』
クロドが私の顔を覗き込む
「わぁっ!!!?」
『…それ、失礼。』
今度はクロドがムスッとした表情を浮かべる
「あ、ごめん。」
『そんなにビックリ?』
今度は意地悪そうな表情で、私に言った
「あ…当たり前よ!
しかも急に嫁候補だなんて!!!!」
『大丈夫。
俺ら、実を言うとおまえの血肉にしか興味ないから。』
はい……??