夢想遊戯‐王子達は依存スル‐



『だってー、猫かぶらないと黒ちゃんとキャラ被っちゃうし?
まぁ、これもこれで楽しいかなぁなんて♪』


怖いくらいの笑顔でラインは笑う


『本当は雅ちゃんにもこの路線でいこーかなぁ、なぁんて思ってたけどバレちゃったみたいだし?』



ラインは不意に目を細めて私を引き寄せた


『これから雅ちゃんには、俺でいきたいと思います。』



間近でラインがクスリと笑う


今までの可愛らしい笑みとは違い、大人っぽく、意地悪そうに





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