彼 岸 花



俺の目の前に広がる光景。



一面真っ赤な花・・・




「彼岸花・・・。」




俺は息をのんだ。



「それ以上、行っちゃダメ!!」


後ろを振り返ると息をきらした知里。


俺は、それに反抗するように一面、彼岸花の場所へと足を踏み込もうとする。



「ダメ―――――!!!」

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