彼 岸 花



「ぐすん・・・ひっく・・・。」


もう、この体制で何時間たっただろうか・・・


そろそろ足がヤバイぞ。



知里は涙がかれているにもかかわらず、ずっとグスグス言いながら俺の上をどこうとはしなかった。


知里は下を向いていて、表情はあまり見えないし。



何か言った方がいいのか・・・



< 19 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop