彼 岸 花



「……っ」

また頭痛だ。


何なんだ一体。

俺はそのネックレスをぎゅっと握りしめた。

あきらかに女もの…俺は、なくさないよう…そして誰にも見られないよう首にそのネックレスをつけた。


何故か思ったんだ、コレは誰にも見せられない…見せては駄目…だと……。



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