彼 岸 花
第二章



昨日…あのあと俺は、一睡もできなかった。


そして、外へ出る事もしなかった。


しかし、ここは危険だと感じてしまった。



昨日の出来事が生々しく頭に残るのだ。





窓から日が射し込むのを確認し、俺はドアをひらいた。



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