青春コンチェルト〜友情の協奏曲〜
楽しみなオーバチュア



私は高校に入学した。



高校は本当に楽しいのかな…。



中学はあっけなく終わってしまい、何も残らなかったから、高校でもそうなるんじゃないかと少し不安だ。



…いや、中学をあっけなく終えることが出来て嬉しかった、というべきかもしれない。



本当にいい思い出がない。



私に残ったものは、



数人の友達と、



苦い思い出だけだった…



そんな暗い気持ちのまま、見たこともない顔が並ぶ新しい教室へ入っていった…。


< 2 / 19 >

この作品をシェア

pagetop