悪魔との契約
「壱とデート、楽しいなぁ♪」


人混みのなか



学生服を着ている私たちはすこしだけ目立っていた



大人たちが冷たい視線をむけているのもわかってる



けど、久しぶりの2人の時間....誰にも邪魔はさせたくない




壱は頭がいいから毎日毎日塾で忙しい



はっきりいって受験生なのに授業を抜け出して遊んでいることがやばいのはわかってる



でも、2ヶ月もデートしてないことは私にとってはつらいこと....



だから壱を無理矢理連れだしちゃったんだ


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