濃厚なこの愛を…
ユウジとは同じ職場で出会い、深い関係になるまでに時間はかからなかった。

優しいユウジ。
涙もろいユウジ。
愛が溢れてるユウジ。


「アユムおいで」

そう言って微笑むユウジの顔が大好きだった。

大きな手で頭を撫でてくれる温かさが心地よかった。

時には本気で叱って、一歳しか違わないのにお父さんみたいなユウジが大好きだった。




ー大好きだった…
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