濃厚なこの愛を…
部屋に入るなりドカっとソファーに座るアラキ。


「随分態度デカイね」



「それが俺っしょ?」



「まぁね。で今日はどうしたの?突然」


アラキの隣に座るのは気が引けて、ベッドに腰かけたアタシに



「アユムさん、彼氏出来た?」



真剣な顔をしてアラキが見つめてくる。



ったく。やっぱりカッコイイわ。


「いないけど?」



「チャラく見えない様に、俺髪染めたんだよね」



「へぇ」
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