あいらーびゅー



「いやいや、お世辞じゃないですよ!」


私は愛想良く話した。
丸刈りにされないためにも。


「それより、タメ口でいいよ?笑」


「ああ、ですよね!
じゃなくて…だよね!笑」


「うん!
じゃぁこれからはタメ口でね!笑」


「うん!」


「あっ、番号教えてくれる?」


「いいですよ!」


私たちは赤外線でアドレスを交換した。



そして、私のバイトの時間まで4人で話していた。
< 9 / 10 >

この作品をシェア

pagetop