‡お嬢様と婚約者‡ (休止中)



それと同時に見ていた郁人のアルバムが池に落ちた。


「写真がっ…!!」



そして池の中ヘ入った。



「おいっ!?何してんだよ!?」



「ア…アルバムを落としただけ…このへんに…」



バシャ グイッ



「!? ちょ…っやめてよっ大丈夫だから!!放してよっ写真が…っ」



「どーでもいいだろ!?そんなもん!!」



「…っよくない……っ私… 私、いつもあの写真を見て元気をもらったの…ここにはいないあなただけど…その時だけは近くに感じたの!!会いたいけど会えない貴方を私ずっと……」



「そんな奴いねーんだよ!!」



「写真なんていらねーよ……本物がここにいるだろ!!」



そのまま見つめ合って私達はキスをした。


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