white canvas
この日は、結局1時間だけ(国語だけ)さぼって、残りの授業はすべて出た。夕希と、「恋」の話をしてから、ずっと頭から離れなかった。そして、「合コン」という言葉も…。
夕希に遊びに行こうと誘われたが、用事があるからと言って断った。
用事とは、たいしたことでもない。髪の毛に黒(地毛)が目立ってきたため、染め直すだけなんだけど。ついでに、左右合わせて5個空いている耳に二つ穴を付け足そうと思って。まぁ、イメチェン…?でも、ないか。
とりあえず、家に戻り私服に着替えて母からお金をもらった。
そんな時、母に言われた。
「最近、明るいじゃん」
母も気が付いていたのだろう。私に笑顔が見えてきたこと。母も結構派手な恰好が好きで、昔から友達が少なかったらしい。だから、私の気持ちもすぐに気が付いてくれた。今では、母は私のよき相談相手でもある。
さっきの母の言葉の返答は、迷いもしなかった。すぐに、頭の中に浮かんできた言葉。それは、「学校が楽しい」。
そして、私はすぐに
「うん。学校が楽しいから」
と答えた。もちろん笑顔で。
母は、とても嬉しそうに
「よかったね。」
と言ってくれた。
たぶん、夕希意外にこんな笑顔を見せられるのは家族だけだと思う。まだ、私の心は完全に開いたわけじゃない。でも、固く閉ざしていた心は少しただ少しだけれど、開いてきたような気がするんだ。毎日思う。夕希に出会えてよかったな。って。
夕希に遊びに行こうと誘われたが、用事があるからと言って断った。
用事とは、たいしたことでもない。髪の毛に黒(地毛)が目立ってきたため、染め直すだけなんだけど。ついでに、左右合わせて5個空いている耳に二つ穴を付け足そうと思って。まぁ、イメチェン…?でも、ないか。
とりあえず、家に戻り私服に着替えて母からお金をもらった。
そんな時、母に言われた。
「最近、明るいじゃん」
母も気が付いていたのだろう。私に笑顔が見えてきたこと。母も結構派手な恰好が好きで、昔から友達が少なかったらしい。だから、私の気持ちもすぐに気が付いてくれた。今では、母は私のよき相談相手でもある。
さっきの母の言葉の返答は、迷いもしなかった。すぐに、頭の中に浮かんできた言葉。それは、「学校が楽しい」。
そして、私はすぐに
「うん。学校が楽しいから」
と答えた。もちろん笑顔で。
母は、とても嬉しそうに
「よかったね。」
と言ってくれた。
たぶん、夕希意外にこんな笑顔を見せられるのは家族だけだと思う。まだ、私の心は完全に開いたわけじゃない。でも、固く閉ざしていた心は少しただ少しだけれど、開いてきたような気がするんだ。毎日思う。夕希に出会えてよかったな。って。