white canvas
美容院はいつもの行きつけ。だから、美容師さんはみんな私のことを知っている。…はず。
「あ、愛未ちゃん。いらっしゃい」
「こんにちは、マユさん。」
マユさんは、いつも私の担当をしてくれている人。26歳の彼なし。らしい。でも、結構可愛いから、少し不思議。
さっそく私は、席に座りマユさんも私の方へ来てくれた。
「今日も同じでいいの?」
「あの。赤茶色ぐらいにしてもらってもいいですか?」
金髪から赤茶色。今まで、金髪だけは譲らなかったけど、今は他の色にしてみたいなって、思った。これは、別に夕希のおかげでも何でもなく、ただ自分の都合なんだけど。
「あら、めずらしい~。好きな子でも出来たの?」
鏡越しに見えるマユさんの顔は少し驚きながらもなんだか嬉しそうな感じがした。
「嬉しそうですね。」
「え?まぁ、愛未ちゃんなんか明るくなってるような気がしたから。」
みんな、すぐに気がつく。私の性格の変化に。これは、まぎれもなく、夕希のおかげだった。
「新しい友達ができたんです。」
「そう。よかったわね。じゃぁ、今日はいつも以上に気合を入れて頑張るわよッ」
と、腕まくりをしていた。マユさんがこんなに喜んでくれて、とても嬉しかった。
「じゃぁ、お願いしますね。」
「ラジャ!」
「あ、愛未ちゃん。いらっしゃい」
「こんにちは、マユさん。」
マユさんは、いつも私の担当をしてくれている人。26歳の彼なし。らしい。でも、結構可愛いから、少し不思議。
さっそく私は、席に座りマユさんも私の方へ来てくれた。
「今日も同じでいいの?」
「あの。赤茶色ぐらいにしてもらってもいいですか?」
金髪から赤茶色。今まで、金髪だけは譲らなかったけど、今は他の色にしてみたいなって、思った。これは、別に夕希のおかげでも何でもなく、ただ自分の都合なんだけど。
「あら、めずらしい~。好きな子でも出来たの?」
鏡越しに見えるマユさんの顔は少し驚きながらもなんだか嬉しそうな感じがした。
「嬉しそうですね。」
「え?まぁ、愛未ちゃんなんか明るくなってるような気がしたから。」
みんな、すぐに気がつく。私の性格の変化に。これは、まぎれもなく、夕希のおかげだった。
「新しい友達ができたんです。」
「そう。よかったわね。じゃぁ、今日はいつも以上に気合を入れて頑張るわよッ」
と、腕まくりをしていた。マユさんがこんなに喜んでくれて、とても嬉しかった。
「じゃぁ、お願いしますね。」
「ラジャ!」