レモン
2人はまた朝と同じ道を歩いて帰った。
今度は全然違う、
穏やかな空気に包まれて・・・。
帰りの途中俊司はこんな事を言っていた。
「これからも健の事面倒見てやってな。
あいつは意外と頼りになるから、何かあったら健の所に行け。」
何を言いたいのか良く分からなかったけど、
とりえず頷いておいた。
そしたら、「でもまずは俺に頼れよ!!」って突っ込まれた。
2人は残りの2連休を俊司の家族と共に過ごした。