5人の王子様?!
先生が私の腕を急にひっぱった。



「な、なにするんですか?!」





「だから、証明って言ってるだろ?




まずは、そこの棚の資料をとってくれ。」





そんなことか……



私は身長が低いから、棚とか届かない。





「先生、なんか台とかないですか?」





「しょうがないなぁ。」




先生は立ちあがった。



「ちょっ……」




急に私を抱っこしはじめた。

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