5人の王子と1人の少女



とうとう観念した男は素直に吐き出す。


しかし最後に余裕な笑みを見せると男は呟いた。



…今ごろラオンさんに鳴かされてる…


と。


俺は嫌な予感がした。


そして男から聞き出した部屋に行く。


そこには信じられないことが起きていた。


羽山は泣きじゃくり身動きが取れない格好で繋がれている。


俺は迷わず男の頭を力一杯蹴った。


< 116 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop