5人の王子と1人の少女



『ん…』


「おお…起きたか?」


安心する…
木葉柊の声だ…


さっきのことがフラッシュバックしてきた。


私を舐めまわす感じ…
あの目…
顔…


イヤ…
ヤメテ…
『イヤーーー!!!!!!!』


怖い。
また…
あの男の唾液の臭いが残っている…


「大丈夫…
大丈夫だ。
俺がいる…」


木葉柊は抱き締めてくれた。
暖かい…


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