5人の王子と1人の少女



バタバタバタ…


「いったな」


そう言ってドアに付けていた耳を外し安堵の息を漏らした。


『ね…
ねえ。ここどこ?』


見た感じは古い部屋?


「ああ。
ここかあ?
ここは確か…」


そう言って壁を触りだす木葉柊。


『何やってんのー?』


コンコンと壁を叩く。


すると、


「あった」


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