5人の王子と1人の少女



朝独特の眩しい朝日が顔を照らす。


眠い目を擦りながらまだダルさが抜けない頭をなんとか起こす。


昨日より大分楽にはなったが寒気は止まらず身体中を駆け巡る。


温もりが欲しくて布団を被るが温まることができない。


『寒い…』


口に出せば更に寒くなった気がした。


ガチャ


ドアが開く音と共に人の気配を感じ、それはベットの近くで止まった。


< 164 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop