5人の王子と1人の少女



「そう…なのか?」


ふと、表情が柔らかくなった蓮。


けどすぐに意地悪そうに笑った。


「………てか、
透けてんだけど…」


そういって蓮が指差した。
その方向は私の胸元。
髪を乾かしてないから濡れちゃったんだ!


バッ

勢いよく胸元を隠す。


「莉緒って意外とエロいブラしてんのなー」


ニヤニヤと笑いながら見てくる。


『う、うるさい!』


恥ずかしさで頬を赤くしながら叫ぶ。


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