5人の王子と1人の少女



無駄に長い廊下をゆっくり歩いていく。


はあ…
すごく疲れたな…
蓮のこと、どうしよう。


そんなことを考えながら莉緒は角を曲がった。


莉緒の部屋は角を曲がってすぐ。

………!

部屋の前に誰かいる!


莉緒は気付かれないように柱の影からその人物を覗いていた。


その人物は、莉緒の部屋のインターホンを押し部屋の主が出るのを待っていた。


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