5人の王子と1人の少女



「なんや?
朝から騒がしいで」


龍真だ!


『龍真聞いてよ!
柊がうざいの!』

龍真にそういいながら自分の机に行こうとした。


「うざいとはなんだ?
誰に言ってんだよ」

後ろにいるのは柊。


あららー?
ちょっと不機嫌?
アハハ…


「喧嘩はやめー。
今日は客おるんやし」


『「客?」』


『ちょっ!
真似しないでよ』


「真似したのはお前だろ?」


「やめやめ!
ほな紹介するわ」


ふと龍真の後ろを見ると、気付かなかったが小さい子がいる。



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