5人の王子と1人の少女
え。
今のコイツが言ったの?
こんなやつだっけ?
『あんた、誰?』
「柊だよ。
お前の寮の寮長」
私は木葉柊を引っ張ってた手を離して職員室へ走った。
後ろから「いてっ」って声と痛そうな音がしたけど今の私には関係ない。
あんなやつまじありえないから。
もー
なんなのアイツ!!
二重人格じゃん!
さいってー!!
あー
イライラする。
てか大丈夫かな?
痛そうな音がしたけど…
ま、いっか。