5人の王子と1人の少女
「クッ…ハハハッ」
いきなり聞こえた笑い声。
見ると、さっきの少年がお腹をかかえて笑っている。
顔がクシャッと崩れて可愛い。
『……どうしたんですか?』
いきなりなんだ?
「ククッ
君おもしろいね。
気に入ったよ。
莉緒ちゃんだっけ?
俺は花岡雪斗-ハナオカ ユキト-。
雪斗って呼んでよ」
『あ…はい。』
「ちなみに2年生だよ」
なんか気に入られたらしいけど…
なんだ?
『あの、』