5人の王子と1人の少女
瑠奈ちゃんでも誘おっかな♪
『瑠奈ちゃーん!!』
たくさんの人の中にいた瑠奈ちゃん今日もお嬢様のような服だ。
「まあ。
久しぶりね。莉緒ちゃん。
どうされたんですの?」
笑顔で応える瑠奈ちゃんの隣にはこれまたかっこいい青年が1人。
『…瑠奈ちゃん。
この方誰?』
「ああ。
この方は私のペアの方です」
「篠崎恭介です。
俺は瑠奈と同じ第3寮なんだ。
恭介でいいよ。
よろしく♪」
へえ…
なんかいい感じじゃん。
『ねえねえ、瑠奈ちゃんと恭介は付き合ってるの?』
仲が良さそうな感じからそう思った。
すると、
「え!
まあ…
そのような感じです」
照れたように顔を赤らめて言う瑠奈ちゃんは恋してる女の子の顔だ。