5人の王子と1人の少女



その時俺は気付いたんだ。
俺も夕陽が好きだったこと…


それからは毎日一緒だった。
学校に行くときは駅で待ち合わせして、帰りは遊んでから帰るのが日課だった。


手を繋ぐことも恥ずかしかった俺達。
でもうまくいってた。


1ヶ月、2ヶ月と時が経つにつれて夕陽と俺はキスも、それ以上もするようになった。


夕陽は…
あの女は俺の最初で最後の大事な人だった。


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