5人の王子と1人の少女



じっと見つめていると
「なんだよ」
って睨まれた。


少し赤くなってる耳が可愛かった。


『ううん!
ありがとう♪』


素直にお礼を言って前を向いた。


━…30分後


「……………。」
金髪のお姉さんが笑顔で話掛けてくる。


フランス語だ。
なんだか分からない。


私は困って木葉柊を見上げた。


「はあ…
お前分かんないのか?
何がいいんだよ」


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