ココロノオト


家を出てから私は泣いていた。

ゴメンねお母さん。あんな事言うつもりじゃなかった。






私の心は確実に死んでる・・・・。



お店で、バックと化粧品とカッターを書い、街にいた親父を適当に脅した。


「おいジジイ、金出せ。」
カッターを突き付けて脅す。もらえなかったら、蹴ってみる。
だって、私はそういう風に育ったからね。


「ふふっ。ありがと。」
初めてもらえたお金は三万円。

街をウロウロしてると携帯が鳴った。
『大介』
と表示されている。

大介は携帯持ってたんだね。いいな。

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