ココロノオト
「おい心音!」
大介が止めに入ってきた。
「あらあら、彼氏サンの登場♪大介、優しいね。南には。」
「・・・・・。」
「言い返さないんだ?そっか。私に同情してるもんね、可哀相な妹だって。」
「南、行こ。」
南を連れて大介は離れて行った。
「南キモーい♪」
真鈴が南に向かって叫んだ。
先生はのんきに読書してるから気付かない。
「マジあいつ嫌い。ぶりぶりしすぎだよ。」
「そうだね。調子乗ってるし。」
真鈴と文句を言いまくる。