ココロノオト
大介の部屋に連れて行かれてベッドに下ろされる。
大介はベッドの脇に座ってる。
やばい・・・泣きそうになってきた。
見られたくないよ。
だから大介に背を向ける。
「心音、どした?」
大介がこっちに来ようとする。
「こないで。」
「え?」
「いいから来ないでって。」
「・・・うん。」
私は背を向けたまま泣いた。大介、ゴメンね。
さっきはひどい事言って。なのに、優しくしてくれてありがとう。