ココロノオト
「ッ・・・大介ぇっ大介!」
「ん?」
大介は私の頭を撫でてる。
ねぇ大介、もしかしたら私、大介の事好き・・・かも。
ねぇ今だけ・・・今だけ甘えてもいいかな?
「大介・・・大介は南の事、好き?」
「え?う・・・・・ん。」
そっか。それなら私が入る隙間なんてないよね。
「!?心音?」
私はぐるっと回って大介に抱き着いた。
「大介・・・私っ私怖いよ。あんなにいつも殴られたらいつか死んじゃいそう。」
「大丈夫だよ。大丈夫。俺が守る。」
「ほんと?」
「うん。絶対な」