ココロノオト
・・・あったかい。
ん?何か違和感を感じてから目を覚ました。
!!!!!
大介・・・?
私は後ろから抱きしめられていた。
ゆっくり後ろを見ると、大介も眠っている。
「大介・・・ありがとね。大好きだよ。」
大介の寝顔に、そう呟いた。
この時が永遠に続けばいいのにな―――――。
すると大介は起きてしまった。
聞こえて・・・ないよね?
「あ、心音。おはよ♪傷・・・一応手当てしよう?」
大介はベッドの脇からビニール袋をとって、中から消毒液や、ガーゼや、絆創膏なんかいろいろ取り出した。